Paris vu par...



昨年11月からgilet jaune(黄色いベスト) 運動で毎週末のデモの止まぬパリですが、先日少しだけ休暇を過ごしてきました。特に目立った暴動には遭わず、地下鉄が突如閉鎖されていた線が一本ありましたが。。 MEX -CDGは日本から行くのとほぼ同じ距離なので12時間フライトが有るものの、私的には馴染みの土地で言葉もスペイン語よりは分かるので気楽です。

でもパリは排ガスが以前よりぐっと酷くなったなぁ〜という印象で、すすまみれになったst sulpice教会の壁など見ると、世で排ガス規制が唱えられている所以を実感。EV化、切実に発展普及してほしいものと思いました。



ルノーのEV小型車zoe。こんなキュートな車だとEVカーへの抵抗は減ると思うんですが、日本では販売がないのが残念!フランスはコロコロした可愛い系のクルマが圧倒的に多く走っていますね。個人的にツボです。ちなみにfiat 500なんか猫顔なので見てるだけで楽しい!(ときどきirapuato でも走っているのを見かけますが、メキシコでは最近は販売終了してしまったのが淋しい。。。)



あとは久々にレンヌの朝市をぶらぶらして、焼き菓子やジャム屋の調査。クイニーアマンを看板商品としたお店で、お母さんが職人で娘さんたちが販売を担当。

ブルターニュらしく有塩バターをつかった菓子たち。甘さにプラスコクを出してくれます。濃厚なのに意外にもしっとりした食感なので水なしでも食べれてしまえるのが、焼き菓子の美味しいポイントの一つだと思う。



ショコラに関しては、アラン・デュカスがここ近年ダントツで素晴らしいと思う。カカオ原産地やローストにこだわったラボを持ち、いかにもアルチザナル(職人的)な要素が大きいと思いきや、仕上がりや口どけ、透明感などかなり計算されて作られた極上ショコラの数々。


こうした完成度の高い菓子に触れると思うことは、モノの価値とは丹念に調べて形にしての果てしない繰り返しによって得られるし、だから商品は何度も改善を重ねていかなければならない。本当に終わりがないが、だからこそものづくりは楽しくてやめられないのだなぁと思う。


ところでデュカスのショコラトリーはもう日本橋と六本木に出店されているのですねぇ、さすが無いものがない大都会TOKIOです。。