disfrutando la película mexicana


帰国して早一ヶ月が経ちました。家具や車を検討したりと生活を少しずつ整えつつあるこの頃です。

新たな転居地は瀬戸内海が近くにあり魚屋もあるので、手頃にお造りが食べられるのが嬉しい。夕飯作りもお野菜が美味しいので減塩できるし下ごしらえも楽になった。主人はどっぷり重々しい雰囲気の日本のオフィスに疲れた~!と言っていますが、出勤帰宅時間はメキシコのときとほぼ一緒ゆえ、私も朝6時前に起きてお弁当を作るという、同じ生活習慣を続けております。


メキシコに居た頃が既に懐かしいものとあるな~と感じたのは、昨年Netflixで話題となった映画『ROMA』を劇場で観たとき、クレアが洗濯や床掃除をするシーンから感じました。。しかしあの作品はやりきれなさや物悲しい場面が多いのに、それが美しくも感じられるところが素晴らしかったと思う。ちなみにアルフォンソ監督の作品は『パリ・ジュテーム』の短編(「モンソー公園」)で観ただけであったけど、改めて観返すと表現が大袈裟ではなくむしろ控えめ、音も色彩も会話力もさりげないところがROMAと作風が似てるかな~と思う。

あとはメキシコ人監督作品で好きなのは、アレハンドロ・ゴンサレス氏の『21グラム』と『ビューティフル』あたりで、観ていて常にドキドキ心臓に悪いようなw サスペンス調がメキシコの作風と思っていた... (舞台はメキシコではないが)💧 まぁ日本では『バベル』が一番有名かな。

それから昨年日本でも配給されたミシェル・フランコ作『母という名の女』
これもサスペンスだけど人間の闇をぐいぐい描ききった作品で、ミニシアター系では受けがよかったのではないかと思う。

昨年は広島でも国際映画祭で若手メキシコ人監督も数名来日されたりと今後配給されるメキシコ映画も増えるのでは?! と新しい感性に期待です!