Record shop @queretaro




年明けからバタバタしていたガソリン不足も何となく復旧した感のあるイラプアト。そんな騒ぎもどこ吹く風で、自分は久々の高山病にダウンしております。。日に数回突発的にやってくるあの船酔いのような気持ち悪さと頭痛が主な症状で、それが毎日続いているような感じです。早く回復したいもののこればかりは日薬でしょうね〜。。


さて私の実家には親の趣味でどうしようもないほどのレコードがあって、その影響か私も気がつけばレコード屋巡りをするようになり、だいぶん前にケレタロで二軒、入り浸ってきました。中古レコが最も充実しているのは、正直もはや日本だと思いますが、ブラウジングならではの偶然の出会い(まさしくserendipity!)が小売店巡りの醍醐味なのでね。


まず一軒目、Burnout Records. ディスプレイがなかなか素敵です。新中古混ざって置いてあります。クラシックもまぁまぁ有るが、モーツアルトやシューマンとか有名どころで、アルベニスとかヤナーチェックのようなマニアックな作曲家は殆どなし。新品はアデルとか(デヴィット・)ボウイさまがあったのだけど、これはMix up(日本のタワレコみたいなお店、メキシコのモールに大抵ある)でも買えるかな。。
小さな店内でも気がつけば真剣に1時間経ってる…ということしばしば。なので夏のレコ探しは暑さがちょっと厳しい。
二軒目、El Ruido de Fondo.
オトナ3人入ればむぎゅむぎゅの店内に、すでにお店の人の友達が数人たむろしてて極狭っww でも初めてのアジア人にもどうぞ~♪ と快く見せてもらいました。
ここは中古のみ。ロック、ヘビメタ系が多い。ジャスはちらほらと有り。



本当に欲しい一枚はebayなんかで探した方がピンポイントで見つかるけど、人間がリアルに存在していてメディア媒体を通じて自分の好奇心がくすぐられるパワーのある実空間って失われて欲しくないなぁと思う。


今回私が連れて帰ったのは、アストラッド・ジルベルトの一枚。娘ベベウ(・ジルベルト) も愛聴の逸品だが、アストラッドのゆる〜い抜け感が、日々の暮らしに初夏のpauseを入れてくれる。ああ、夏はもうすぐです。