passenger of life
遅ればせながら本年も皆さまにとって笑顔の多き日々に恵まれますよう、願っております。
さてメキシコの家に戻りました。主人とは過去にも別便で移動することが多く、そのちょっとしたひとり旅気分が好きです。独身の頃はお金が貯まっては欧州へふらっとひとり旅していたのに、気がつけば結婚してからは殆どなくなってしまった。
旅は道連れの良さも分かるが、旅の合間にすれ違う、見ず知らずの人々との出会いは一人行動ならでは。(向こうだって話しかけやすいものだ)
自分のテリトリーだけで生きていると気づかない、普段接点のないような様々な人たちを垣間見る、彼らと言葉を交わす。人生が、私の傍を通り過ぎる、といった感じが刹那的で自由で、全ての可能性に溢れていて、わくわくするし心地良い。
日々の暮らしのなかでも、誰かと一緒では絶対に出会えなかったような人もいる。独りだから出会える人とは何かのしがらみもなく、ひとりの人として話が出来て一緒に居れる、自然体でお付き合いできることで、それは自分から求めていくこともあるし求められることもある。これってひとりの時間があることで自分に根を張り、相応しい出会いの作用が予期せず起きてしまうのだなぁ、と。昔とある英語教師が「ひとりになれないと、ふたりになれない」と話していたことをふと思い出す。
夫婦でも恋人や友人同士でも、同じ屋根の下に住んでいるからって何となく馴れ合いというか、それってまぁ楽ちんなことだけど、自分と同じ価値観で事態を動かすような真似はしないで、相手の行動も見守る、それから自分の人生のイニシアティブも固めて実行する(あれはするが、こういうことはしないといった線引きや、自分の理想の暮らしのイメージを持って生きること)で以て、人とも家族とも関係性を持っていくことが、結局自分自身のペースを守ることに繋がるのではないかと感じています。この世もいつも万事快調ってわけにはいかないのでね。何事も、自己ペースが自己ベストだと思っています。
沖縄本土でも 作り手さんの温度感があるスイーツを求めました。
沖縄の焼き物、やむちんで頂くスイーツプレート。クレームブリュレと無花果のケイク、どちらも繊細なあまみ。
気になっていたカヌレ専門店の「ほうき星」さんへ。
ホワイトチョコの星がのったカヌレがお店の看板商品なのだそう。ブラックコーヒーとよく合います。
サイズは日本はこぶり、ひとくちの口福ですね。。
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